「談志のおもちゃ箱」に行ってきた!――立川流信者ができるまで 

こんばんは、新人Uです。

先日から立川志らく師匠の舞台に、本の販売に行っております。

下町ダニーローズ 第14回公演
立川談志追悼公演 演劇らくご「談志のおもちゃ箱」

ZERO事業部に入ってから、ことあるごとに一門のみなさんや
信者のみなさんの談志師匠への熱い思いを感じるのですが、この舞台は
なんといっても志らく師匠によるものなので、ひときわ強烈。
志らく師匠によると、「談志を喜ばせたい一心で作った」とのこと。
劇中には談志師匠にまつわる言葉や仕掛けが散りばめられています。

劇場のロビーには談志師匠の写真が飾られ、お客さんの中には、
写真にとる方がいたり、前に立ってじっと見つめている方がいたり…。

今回の舞台には『おれと戦争と音楽と』ミッキー・カーチスさん
『ザッツ・ア・プレンティー』松岡弓子さんがご出演。

2冊は会場でも販売しています。

本を売っていると、終演後会場から出て来るお客さんの顔をみるのですが、
みなさんまるで湯上りのようなとてもいい顔してます。

先週私も公演を見てきましたが、素晴らしかったです。
時空を行ったり来たりのストーリーに引き込まれ、途中で挟まれる小ネタに笑い、
舞台はもちろん客席にいるお客さんも含め、会場全体に充満する
家元への思いに胸が熱くなる、まさに「立川談志追悼公演」という
名にぴったりのものでした。

翌日、談志師匠の本を読んでいると、劇の冒頭部分で何気なく使われていた台詞が載って
いてびっくり。
立川流に出会ってまだ2ヵ月、劇をみながらも「これ家元の言葉かな」と思いつつも
元ネタがわからないもの多数、それ以外にも気づいていないところもたくさんあるはず…。
まだまだ勉強が足りません。

志らく師匠の「アナロジー落語」聞いて勉強します。
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家元直系の大の昭和歌謡好きである志らく師匠が、落語と音楽の関係を語ります。
「片棒・懐メロ編」も収録!

謡曲と言えば、今月28日発売予定の『談志の楽屋@クラウド』第2話「鉄拐が動き出した夜」
では、2007年名古屋での伝説の『鉄拐』を演じ終わったあとの打ち上げで、家元が昭和歌謡
ついて、芸人について、落語について、語っています。現在鋭意編集中。こちらもお楽しみに!