ZERO事業部、夏の全国書店行脚

ご無沙汰してます。新人Uです。

相変わらず暑い日が続いておりまして、エアコンなしでは厳しい東京の夏です。聞いた話では、東京の夏はクーラーなしで過ごすには世界一過酷な環境で、ジャングルに探検に行く人が1ヵ月ほど東京で体を慣らすのだとか。

さて、前回の更新からはや2ヵ月が経ってしまいました。
その間、目玉書籍のリリースにクラウドブックのリリース、イベントの開催に営業にと大忙しでした。
営業? と疑問をもたれた方もいるかと思いますが、やるんです営業も。
ZERO事業部がなぜ「編集部」ではなく「事業部」を名乗っているかというと、一言で言ってなんでもやるからです。
書籍の編集だけではなく映像の編集にイベントの開催、そしてもちろん編集者が書店に営業にも行きます。

ZERO事業部、リリースラッシュのこの夏は、「既刊の売れ行き良好書」と「これから出る本」の注文書を引っ提げて全国の書店をまわります!
以下の本の注文書を持っていきます。



電通と原発報道――巨大広告主と大手広告代理店によるメディア支配のしくみ
著:本間龍
発売日:6月18日





立川談志自伝 狂気ありて
著:立川談志
発売日:7月24日





20代からはじめるキャリア3.0――誰でもできる生涯現役の働き方
著:野津卓也
発売日:8月9日





DNA対談 談志の基準
著:松岡弓子+立川志らく
発売日:8月22日




ここから下はこれから出る本です。

『水島シェフのロジカルクッキング−−1ヵ月でプロ級の腕になる31の成功法則』
著:水島弘
9月下旬発売予定





『知ってるつもりで間違える慣用句100』
著:田村秀行
9月下旬発売予定





フィンランドはもう「学力」の先を行っている−−人生につながるコンピテンス・ベースの教育』
著:福田誠治
9月下旬発売予定





『プロフェッショナルの革新』
著:アリ・カプラン
訳・解説:細谷功
10月下旬発売予定


書店のみなさま、もしかするとたどたどしい若いのがお邪魔するかもしれませんが、よろしくお願いいたします!

「談志のおもちゃ箱」に行ってきた!――立川流信者ができるまで 

こんばんは、新人Uです。

先日から立川志らく師匠の舞台に、本の販売に行っております。

下町ダニーローズ 第14回公演
立川談志追悼公演 演劇らくご「談志のおもちゃ箱」

ZERO事業部に入ってから、ことあるごとに一門のみなさんや
信者のみなさんの談志師匠への熱い思いを感じるのですが、この舞台は
なんといっても志らく師匠によるものなので、ひときわ強烈。
志らく師匠によると、「談志を喜ばせたい一心で作った」とのこと。
劇中には談志師匠にまつわる言葉や仕掛けが散りばめられています。

劇場のロビーには談志師匠の写真が飾られ、お客さんの中には、
写真にとる方がいたり、前に立ってじっと見つめている方がいたり…。

今回の舞台には『おれと戦争と音楽と』ミッキー・カーチスさん
『ザッツ・ア・プレンティー』松岡弓子さんがご出演。

2冊は会場でも販売しています。

本を売っていると、終演後会場から出て来るお客さんの顔をみるのですが、
みなさんまるで湯上りのようなとてもいい顔してます。

先週私も公演を見てきましたが、素晴らしかったです。
時空を行ったり来たりのストーリーに引き込まれ、途中で挟まれる小ネタに笑い、
舞台はもちろん客席にいるお客さんも含め、会場全体に充満する
家元への思いに胸が熱くなる、まさに「立川談志追悼公演」という
名にぴったりのものでした。

翌日、談志師匠の本を読んでいると、劇の冒頭部分で何気なく使われていた台詞が載って
いてびっくり。
立川流に出会ってまだ2ヵ月、劇をみながらも「これ家元の言葉かな」と思いつつも
元ネタがわからないもの多数、それ以外にも気づいていないところもたくさんあるはず…。
まだまだ勉強が足りません。

志らく師匠の「アナロジー落語」聞いて勉強します。
こちら最新第5号「落語と音楽」絶賛発売中です。

家元直系の大の昭和歌謡好きである志らく師匠が、落語と音楽の関係を語ります。
「片棒・懐メロ編」も収録!

謡曲と言えば、今月28日発売予定の『談志の楽屋@クラウド』第2話「鉄拐が動き出した夜」
では、2007年名古屋での伝説の『鉄拐』を演じ終わったあとの打ち上げで、家元が昭和歌謡
ついて、芸人について、落語について、語っています。現在鋭意編集中。こちらもお楽しみに!

新入社員のごあいさつ

亜紀ZEROブログをご覧のみなさま、はじめまして。
新入社員のUです。

この春大学を卒業し、社会人になって早2ヶ月。なんとも密度の濃い2ヶ月でした。
毎日が新しいことの連続で、赤ちゃんにとっては毎日がこんな感じなのでしょうか、
とかなんとか、よくわからないことを考えてしまいます。

とりあえず自己紹介。
本州の末端であり良くも悪しくも近代の末端、和歌山県で生まれ育ち、
気がつけば時代の突端、亜紀書房ZERO事業部に入社。毎日鍛えられております。

ちなみに大体見かけはこんな感じ↓

大学時代に友人に作ってもらったもので、作品名を「ジャミラ太郎」といいます。
こういうのがいくつかあります。

先日M編集長が携帯にLINEを入れたら私の名前とアイコンが出てきて驚いたそうですが、
そのときのLINEのアイコンはこれ。

「似てないからすぐにさっきの(ジャミラ太郎)に変えるように」との指令。
「編集者なら迷わずそれ(ジャミラ太郎)を選ばないといけないでしょ」と言われました。
編集者って奥が深い…

ちなみに「こういうのもあるのですが…」と見せたこれ↓は、

「気持ち悪い」と一蹴。すみませんでした。




自己紹介もそこそこに、話を前に進めます。

最初に申し上げたように、この2ヶ月、毎日が新しいこととの出会いの連続なのですが、
落語立川流との出会いもその一つ。

入社早々、編集部にある談志師匠の『談志 最後の落語論』を読み、
早速ビビビっとくるものがありました。なんだか恋の予感のようです。
そして、4月の終わりに国立演芸場であった立川流落語会に行き、実際に
立川流の落語を聞いて予感は確信に。

どうやら私はとんでもなくおもしろいものに出会ってしまったようです。


…というわけで、突然ですが亜紀ZEROブログ内(勝手に)新連載、
「ドキュメント・立川流信者ができるまで」ここにスタートです!

早速ZERO事業部の一員として関わらせていただいた最初の作品がこちら!

談志師匠の未公開高座映像をお届けする新シリーズ
「談志の高座@クラウド」第1席『庖丁』2006.4.15です。

私は早い話「間に合わなかったファン」の一人ですが、こうした映像が残っているのは本当
に嬉しいことです。今後私のように談志師匠の落語を生で聞いたことのないファンがどんど
ん増えていくのでしょうが、このシリーズはそんな遅れてきたファンの皆様に「談志の高座」
の雰囲気をお伝えするにはうってつけのものとなっています。

というのも、落語の前後の様子、まくらから後口上まで、会場の雰囲気がそのまま収録され
ているからです。この『庖丁』でも、なかなか師匠が出てこないので必死で場を繋ぐお弟子
さんたち、後口上で談志師匠自らが『庖丁』を解説する様子なども収録されています。落語
研究家の草柳俊一さんの丁寧な解説テキストもあり、落語初心者の私でも存分に楽しめる内
容となっています。

興味をもたれた方は談志市場の特集ページでさらに詳しい紹介をしております。
お試し映像もありますので是非ご覧ください。


では、今後も「亜紀ZERO新入社員ブログ」「ドキュメント・立川流信者ができるまで」
折に触れお伝えしていきます。

みなさまどうぞよろしくお願いいたします!

『哲学する赤ちゃん』『災害ユートピア』に続く、好評!翻訳ノンフィクションシリーズ第7弾!

「容姿による差別」はいかに起こるのか!

THE BEAUTY BIAS
by Deborah L.Rhode



キレイならいいのか
ビューティ・バイアス
デボラ・L・ロード
栗原 泉【訳】


亜紀書房ZERO事業部の2月の新刊は、『災害ユートピア』『哲学する赤ちゃん』『アーミッシュの赦し』『ユダヤ人を救った動物園』『アフガン、たった一人の生還』などの翻訳ノンフィクションシリーズの第7弾!『キレイならいいのか』。

スタンフォード大学法科大学院アーネストW.マクファーランドの冠教授で、法曹理論でもっとも多く引用される研究者デボラ・L・ロードが、美の追求に絡む「偏見」と「莫大な経済的利益」を白日のもとに晒し、「容姿による差別」の問題を歴史的文化的背景を掘り起し、医療業界やメディアの功罪を暴き、法的保護の作用までを徹底的に分析・検証していく。

「『容姿による差別』を問題にすると『ほかにもっと大きな問題があるのになぜそんなことを』と言われてしまう。しかし、その小さなことに年400億ドル(ダイエット)、180億ドル(化粧品)が費やされ、就職差別があり、生涯賃金まで変わってくる」と著者は書く。

「私が本書で目指すのは、容姿を必要以上に重視することで私たちがどれほどの代償を払っているかを明らかにし、これに関してなにができるかを探ることだ」と。



章構成は以下の通り。

第一章些末なことが大事なこと――女たちが支払っている代償
第二章容姿の重要性と、ひとをマネる代償
第三章美の追求は割に合う?
第四章際限のない批判合戦
第五章外見で人を判断するな――不当な差別
第六章新しく作るか、あるものを使うか――法の枠組み
第七章改革に向けての戦略

帯の文句はこうだ!

「なぜスーザン・ボイル
ストレス入院することになったのか?」

天使の歌声を持つスーザンが、世界的に認められた後の、彼女を襲ったダブル・スタンダード
「才能があれば、容姿は関係ない」といいつつ、「容姿による差別」は誰の奥底にも根付いてしまっている。

あなたは、胸を張って
「私は、容姿による差別を一切していない」
と言い切れますか?

2月下旬発売です! 注文書はこんな感じに。

人気ビジネスコンサルタント細谷功氏による講義イベント開催!

「サイエンスエレメンツ」で発売中の
クラウドBOOK「細谷功の『思考の積み木』」シリーズ

http://fanplus.jp/_scienceelements_/feature/isaohosoya

人気ビジネスコンサルタント
講師・細谷功氏による公開講義を開催いたします!


細谷功の『思考の積み木』」シリーズは、
20代ビジネスパーソンを受講生とした講義を、
動画+テキスト+画像でまとめ、
受講生と細谷氏の質疑応答のやり取りが熱いコンテンツです!


今回のイベントでは、
その講義を生で体感していただけます!
しかも、セミナールームに黒板を持ち込んでの講義となります。


本イベントでは、細谷氏がビジネスはもとより、
人生を生きるうえで欠かせない、「考える」という行為の質を
大幅に高めるための講義を行います。


今回は、特別開催のイベントのため、
1講義 2,000円でご参加いただけます☆

2講義両日の場合は、更にお得に 3,500円でご参加いただけます!


細谷功の「思考の積み木」公開講義

第1回 2012年2月22日(水) 
開場 18:30  開講 19:00(21:00終了予定)
内容『3つの思考力 ――仮説思考力、フレームワーク思考力、抽象化思考力』
これら3つを駆使した無限の発想法を伝授します。


第2回 2012年2月29日(水)
開場 18:30  開講 19:00(21:00終了予定)
内容『イグノランスマネジメント ――「知らない」からはじまる新しい発想』
「知っている」がマイナスに働き、「知らない」がイノベーションにつながる。
そんな「無知」からはじまる思考を講義。


●会場:情報通信総合研究所 2階プレゼンテーションルーム
 東京都中央区日本橋人形町2-14-10 アーバンネット日本橋ビル   
 http://www.icr.co.jp/company/map.html

●最寄り駅:東京メトロ半蔵門線「水天宮駅」より(徒歩2分)
 東京メトロ日比谷線人形町駅」より(徒歩3分)
 都営浅草線人形町駅」より(徒歩5分)


●参加費:2000円(両日参加の場合は3500円)
●参加方法:申し込みURLより、メールフォームから必要事項
(住所、氏名、連絡先、参加希望日)を送付ください。
返信メールでご案内する振込先へ参加費をお支払いください(*)。
振込みご確認後、確定のメールをお送りいたします。振込期日は開催日の2日前です。


●問い合わせ先
亜紀書房ZERO事業部
TEL 03-3824-7238/FAX 03-3824-7256
fan_info@akishobo.com

新年1冊目! ミッキー・カーチス自伝『おれと戦争と音楽と』まもなく店頭へ 刊行イベントも盛況!

戦争を知る73歳のロッカー、ミッキー・カーチス
自伝『おれと戦争と音楽と』が発売となります!

おれと戦争と音楽と

おれと戦争と音楽と

73年の破天荒な生き方を、音楽と戦争を通して語った一冊。
重みと深みのある作品に仕上がりました。


亜紀書房ZERO事業部1月刊行自信作です!


1月8日に新宿・紀伊國屋ホールで開催した刊行記念イベントでは、
ミッキーさんのブルースハープを吹きながらのアカペラに、
ゲストの立川志らく師匠も協演、
そして、志らく師匠には落語も披露していただきました。


イベント後には、サイン会も開催!


サインに、落款も入り、特別な1冊に。

会場には、
こんなゲストも……。


14日から公開の映画「ロボジー」で、
ミッキーさんが劇中で実際に着用していたロボットの衣装!


なんと重量は、40キロ!!!あるそうで、
これを着用し演技するなんて、
ミッキーさんは、スゴイです!


今回の映画には、ミッキーカーチスの名前ではなく、
俳優 五十嵐信次郎の名前で出演されています。


その名の由来も、
自伝『おれと戦争と音楽と』の中で、語られています。

どうぞ、お楽しみに!

年末年始も立川流

立川談志の愛娘が綴った父との最後の258日
『ザッツ・ア・プレンティ―』発売が開始!



立川談志が亡くなるまでの258日間を、
娘・松岡弓子が書き綴った記録
『ザッツ・ア・プレンティー』が発売されました。



日記スタイルで258日間、1日も欠かすことなく、
談志師匠とご家族とのリアルな姿が記録されています。



そして新年1月12日は、
立川流Bコースの真打ちでもあるミッキー・カーチスさんの
自伝『おれと戦争と音楽と』(税込1890円、280ページ、上製)が刊行されます!

そして……
1月8日には、新宿紀伊國屋ホールにて、
刊行記念イベントを開催いたします!
会場では『おれと戦争と音楽と』を先行発売!



出 演 : ミッキー・カーチス 
ゲスト : 立川志らく


ミーキーさんによるトーク&ライブ、
落語立川流の兄弟子である
立川志らくさんはゲストとして、落語を披露!


そして、2人によるライブ共演と
ディープなトークがお楽しみいただけます。


ディープなイベントが紀伊国屋
新宿セミナー200回達成記念 新春特別企画として、
特別価格で楽しめます!

チケットは、下記からどうぞ!


●日  時 2012年1月8日(日) 
      19:00開演 (18:30開場)
●会  場 新宿・紀伊國屋ホール (紀伊國屋書店新宿本店4階)

●料  金 1,500円 (全席指定・税込)

●前売取扱 キノチケットカウンター
       (紀伊國屋書店新宿本店5階10:00〜18:30)
●電話予約 紀伊國屋ホール 03-3354-0141 
      (受付時間10:00〜18:30)

http://www.kinokuniya.co.jp/label/20111206150141.html
※イベントの日時・時間については急な変更等ある場合がございます。
 詳細は各店にお問い合わせください。
※定員になり次第、チケットの発行を終了させていただきます。
 尚、当サイトでのチケット完売のご案内は遅れる場合があります。
 チケットの残数については上記へお問い合わせください。