『放射線被ばく CT検査でがんになる』好評発売中! 〈Ver.2〉
亜紀書房zero事業部、好評発売中の新刊
近藤誠『放射線被ばく CT検査でがんになる』!!
- 作者: 近藤 誠
- 出版社/メーカー: 亜紀書房
- 発売日: 2011/06/24
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 23回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
この書籍は、大震災の原発事故が明らかになった直後に企画され、放射線に関する情報が錯綜するなか、何が正しい情報で何が間違いなのかを見抜くため…………
と、本の内容紹介のブログ原稿を書いたところ、M編集長に「つまらないから書き直し!」と完全棄却されたので、以下書き直し。本の内容については、亜紀書房ホームページなどをご参照ください。
さて、この本は、今から約1ヵ月半前、私が亜紀書房へ入社して最初に担当した書籍。
5月下旬の入社初日、あいさつもそこそこに、いきなり手渡されたのが、この、直しだらけで真っ赤になったゲラの束。
著者の近藤誠先生、3月の震災と原発事故の発生直後、テレビや、ツイッターなどネットメディアで流れている情報のあまりの混乱ぶりに、執筆を承諾してくださったとのこと。企画から3ヶ月で刊行の「緊急出版」である。
私は近藤先生とは、zero事業部に移る前の昨年から、M編集長とともに(別の)書籍の仕事をさせていただいていた。
近藤先生は「がんもどき」や「抗がん剤は効かない」など、主張は一見センセーショナルだが、お会いしたり、著書を読んだりすると、徹底して科学主義・データ主義、かつ、患者本位、ということがわかる(これら近藤先生の考え方は新刊JPさんの「がんもどき」特設サイトでまとめられています)。そして、「常識」や「世間」が、いかにそこから遠いかということも。
絶対に間違いがあってはいけない、と、入社初週から編集長とともに終電、徹夜を繰り返し、近藤先生にも早朝からチェックをいただき、そして装丁は、先日講談社出版文化賞(ブックデザイン賞)を受賞された装丁家の水戸部功さんにお願いし、、、
中身も外見もピッカピカの本に仕上がりました。
そんな『放射線被被ばく CT検査でがんになる』いま読みたいクリティカルな内容がぎっしり詰まっています。
全国の書店で好評発売中、ぜひ、手に取ってみてください。
……と、きれいに締めたかったのですが、
実は、本の中に1ヶ所、誤字がありました。
本書136ページ1行目、漢字のルビが間違っています。
×「骨髄(せきずい)」→○「骨髄(こつずい)」
関係者の方々にお詫びして訂正申し上げます。
早く重版して、訂正すべくがんばります。
それでは。
(編集D)