『放射線被ばく CT検査でがんになる』好評発売中! 〈Ver.2〉

亜紀書房zero事業部、好評発売中の新刊
近藤誠『放射線被ばく CT検査でがんになる』!!


放射線被ばく CT検査でがんになる

放射線被ばく CT検査でがんになる


 この書籍は、大震災の原発事故が明らかになった直後に企画され、放射線に関する情報が錯綜するなか、何が正しい情報で何が間違いなのかを見抜くため…………


 と、本の内容紹介のブログ原稿を書いたところ、M編集長に「つまらないから書き直し!」と完全棄却されたので、以下書き直し。本の内容については、亜紀書房ホームページなどをご参照ください。


 さて、この本は、今から約1ヵ月半前、私が亜紀書房へ入社して最初に担当した書籍。
 5月下旬の入社初日、あいさつもそこそこに、いきなり手渡されたのが、この、直しだらけで真っ赤になったゲラの束。



「これ、あんたの担当だから(意訳)」


 著者の近藤誠先生、3月の震災と原発事故の発生直後、テレビや、ツイッターなどネットメディアで流れている情報のあまりの混乱ぶりに、執筆を承諾してくださったとのこと。企画から3ヶ月で刊行の「緊急出版」である。

 私は近藤先生とは、zero事業部に移る前の昨年から、M編集長とともに(別の)書籍の仕事をさせていただいていた。
 近藤先生は「がんもどき」や「抗がん剤は効かない」など、主張は一見センセーショナルだが、お会いしたり、著書を読んだりすると、徹底して科学主義・データ主義、かつ、患者本位、ということがわかる(これら近藤先生の考え方は新刊JPさんの「がんもどき」特設サイトでまとめられています)。そして、「常識」や「世間」が、いかにそこから遠いかということも。


 絶対に間違いがあってはいけない、と、入社初週から編集長とともに終電、徹夜を繰り返し、近藤先生にも早朝からチェックをいただき、そして装丁は、先日講談社出版文化賞(ブックデザイン賞)を受賞された装丁家の水戸部功さんにお願いし、、、
中身も外見もピッカピカの本に仕上がりました。

 そんな『放射線被被ばく CT検査でがんになる』いま読みたいクリティカルな内容がぎっしり詰まっています。
 全国の書店で好評発売中、ぜひ、手に取ってみてください。









 ……と、きれいに締めたかったのですが、
 実は、本の中に1ヶ所、誤字がありました。


 本書136ページ1行目、漢字のルビが間違っています。

×「骨髄(せきずい)」→「骨髄(こつずい)」

 関係者の方々にお詫びして訂正申し上げます。

 早く重版して、訂正すべくがんばります。

 それでは。

(編集D)